2010年01月16日
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キリスト教と徳冨蘆花と賀川豊彦と下高井戸とろう学校

Written By: 川俣 晶連絡先

 徳冨蘆花が割と近い地域に住んでいて、住居が「芦花公園」となったことは知識として知っていました。「みみずのたはこと」で、キリスト教と縁が深いことも分かります。しかし、かなり遠い話で、下高井戸に直接的な縁はないと思っていました。

 ですが、桜上水Confidentialさんの上北沢(桜上水)とキリスト者 その2 を読んでいて考えが変わりました。徳冨蘆花と賀川豊彦に関連があるとすると、賀川豊彦の記念館は上北沢駅付近にあります。これはそれほど遠くありません。そして、かつて京王線や甲州街道は容易に横断でき、分断ラインではないとすれば、玉川上水の脇まで影響圏が広がります。

 とすれば、玉川上水の崖の下にろう学校があるという状況も、あながち無関係ではないのかも。近くで学校のために土地を探したら神田川沿いだった、ということもあり得ます。

キリスト教と下高井戸 §

 今まで、ほとんど意識しませんでした。しかし、考えてみれば教会の所在地にも心当たりがあるし、ここも全く関係がない訳では無さそう。

 そこで、ああっと気付いたことは、中学校時代の友人の女の子が完全なキリスト教信者であったこと。桜上水の教会の坂の下に家があったはず。そうか、完全にそういう意味で、キリスト教との接点は個人的にあったのか。しかも、地理的な下高井戸内で。

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